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外壁塗装のトラブル事例!対策・解決策は?
 
最終更新2024年1月15日
 外壁塗装のトラブルや失敗談。口コミサイトや周囲の人から見聞きすると不安に思われますよね。2022年に国民生活センターに寄せられた塗装工事のトラブルに関する相談件数は、3,860件以もありました。
外壁塗装はお金が高くかかりますから、お客様には決して後悔してほしくありません。優良な業者でさえもお客様との認識のずれなどからトラブルになり得ることもあるのです。
本記事では、外壁塗装のトラブル事例とともに、問題が起こった場合の対処法について詳しく紹介いたします。外壁塗装のトラブルを回避し、満足のいく塗装工事を叶えましょう。
 
訪問業者との契約トラブル
もちろん訪問業者が全て悪質なわけではありません。
しかし「今なら足場代をサービスします!」「この地域限定のモニター価格だから安いです!」「本日まで半額キャンペーンのため激安です!」と塗装費用のお得さをアピールして急いで契約させる手法でのトラブルが数多く報告されています。
 
その結果、キャンペーン価格や半額などと謳っておきながら、実際には「金額に見合った工事がされていない」「相場よりも実は高額だった」というケースがあります。
 
 
訪問業者、またはそうでない塗装業者の場合も、「無料」「大幅値引き」「今すぐやらなければ危険」などの文句を使ってくる業者は疑った方がいいでしょう。
そもそも外壁塗装は、状況に合った塗料や工程で適正な見積もりを出していれば、大幅値引きはできません。ですから、値引き額が多いなら「はじめに極端に釣り上げた価格を提示し、後から大幅値引きでお得感を演出」している可能性があるのです。
 
そのほか、見積もり時の調査が「外壁をチラッと見ただけ」なども信頼性に欠けます。外壁の隅々まで時間をかけて現状をチェックし、それに見合った補修プランを提示してくるのが信頼できる業者の特徴です。
 
大前提として、訪問業者に契約を迫られたら「その場ですぐに契約しないこと」を意識してください。もし契約してしまった場合はクーリングオフ(契約解除)が適用できます。訪問による契約の場合、書面で契約を結んでから8日以内なら解除が可能です。
また、「そもそも契約書がない」「クーリングオフが不可の工事だと嘘をつかれた」など、8日を過ぎてもクーリングオフができるケースもあります。
希望と違う工事や塗料を使われた
見積書や契約書の内容がおおざっぱで、
☑ 塗料名やメーカーが記載されていない
☑ 塗装範囲が書かれていない
☑ 工程が書かれていない
などということはないでしょうか。
 
 
 
まず、外壁塗装の業者選びの決め手を金額だけにするのをやめましょう。
なぜなら、金額の安さには「グレードの低い塗料が使われていた」「必要な工程をカットされていた」という背景が隠されているかもしれないからです。
見積り記載の作業内容や塗料名はしっかり確認、大事な部分が口約束にならないようにしましょう。
また、アフターフォローや保証がしっかりしているかも確認してください。
 
優良業者の場合、お客様が分かりやすいような見積書や契約書を作成することはもちろん、疑問点や不安点もきちんと説明してくれます。すべて単価や面積に基づいた計算で、適正な金額が計上されているはずです。
契約書や約款はご自身でしっかり確認すること、内容に気になる点があった際には遠慮せず質問し、丁寧に答えてくれるかもチェックしましょう。
 
口頭だけで契約書がない
昔ながらの職人気質の塗装業者など、口頭だけで工事が進むことがあるようです。人が良く悪意が全くない方も多いでしょう。
 
 
 
最近の外壁塗装は「どんな塗料を使うか・どんな工程があるか」などを書面にして説明のうえ、金額・内容に納得できたら契約という流れが一般的。お互いの思い違いを防ぐためにも、書面での最終確認はとても大事なことだからです。
 
そもそも優良業者なら、お客様を不安にさせる工事はしたくないため、きちんと書面にしてくれるはずです。お客様の方で「見積書は?契約書は?」といちいち心配させるような業者は要注意と言えるでしょう。
また、工事途中で追加・変更工事が発生した場合も口頭だけで済ますのは危険です。必ず書面にしてもらいましょう。
 
 
色のイメージが違う
 
 
塗料の色を決めるとき、色見本帳と言われるサンプルで選ぶことがほとんどです。しかし、実際に塗装した後、仕上がりで色の見え方に違和感があることがあります。
 
面積効果
		
		 同じ色でも、小さな面積よりも大きな面積の方が明るく見えることを面積効果と言います。 つまり、「数センチほどの色見本帳」と「実際の外壁」では塗装面積が数千倍もの違いがあるため、選んだ色が明るく見えてしまうのは当然のことと言えるでしょう。
それを防ぐために、色選びのときには「明るく見える」ことを想定し、少し暗めのものを選ぶことをおすすめします。
それを防ぐために、色選びのときには「明るく見える」ことを想定し、少し暗めのものを選ぶことをおすすめします。
 
天気や時間での見え方
 
可能なら、塗料メーカーが作成してくれるA4サイズ程の塗板で見本を用意してもらい、外の光の中で見て色を決めましょう。
 
追加料金を請求される
 
 
外壁工事は大きなお金がかかるため、塗装業者がしっかりと調査したうえで適正な価格を提示するのが一般的です。工事内容(塗装面積・塗料のグレード)に変更がないのに、工事完了後に追加料金を請求されることは基本的にはありません。
もちろん「外壁塗装だけのつもりだったのに屋根塗装もすることになった」「塗料のグレードを高いものへと変更した」など、変更や追加工事があれば追加料金は発生します。
 
問題なのは、はじめは極端な低価格で工事を受注しておきながら、後から「下地を補修しないといけなくなった」などと追加料金を多く請求してくる悪質なケースです。
ただ実際、点検時にはしごをかけても見えなかった部分や、工事で外壁をはがして初めて判明した重大な問題があることもあります。しかしその場合はご納得いただけるよう着手の前にしっかりご説明し金額を提示するのが優良業者です。
ご心配な場合は、見積りをもらった際に「これ以外に金額がかかる可能性はありますか?」と聞いてみましょう。誠実な業者ならその可能性について説明してくれるはずです。
 
車や庭木を汚された
 
 
塗料汚れが付くトラブルを避けるには、養生をしっかりしてもらえるように事前に念押しで確認しておくことが大事です。
一般的には、周囲への塗料の飛び散りを防ぐ飛散防止ネットで建物を囲います。そのほか、塗料を付着させたくない車や庭木などにもシートをかぶせることができます。
また、高圧洗浄時に水とともに外壁の汚れが付くこともあります。特に大事なものが庭先にある場合、工事中はどこかに移動しておくと安心です。
 
お隣に苦情を言われた
 
外壁塗装時に、
☑ 足場組立時のカンカンという音がうるさい
☑ 高圧洗浄の機械の音が気になる
☑ 塗料のニオイが漂ってくる
☑ 家の前に業者の大型車がいて出入りできない
などとお隣に文句を言われトラブルになることがあるようです。
 
普段は円満に付き合っているお隣さんなのに、怪訝そうな顔つきで苦情を言われると申し訳なく感じてしまうでしょう。しかも、今後も付き合っていかなければならないとなると、憂鬱になりそうです。
 
工事前にご近所にしっかりと挨拶をしておくことで、近隣トラブルが起こることは減らせるでしょう。住まいのメンテナンスに関してはどこのうちでもいずれ行うことですから、挨拶に伺えば、多くの方が「お互い様だから」と思ってくれることの方が多いかもしれません。
しかし、何も知らずにいきなり工事が始まったとなれば、近所の方の心情も穏やかではないでしょう。音や工事車両の出入りで不便があれば、「事前に知りたかったのに」と気分を害してしまうケースもあるでしょう。
街の外壁塗装やさんでは、必ずスタッフが近隣にご挨拶に伺います。工事内容や日程、担当者の名前などをお伝えし、ご近所の方に不安のないようにいたします。
 
 
塗りムラや塗り残し
 
外壁塗装の塗りムラや塗り残しを後から発見することがあります。特に、見えにくい箇所が塗り残されていると、しばらく経ってから気づくケースも多いでしょう。
施工中なら伝えやすいですが、工事が終わってから発見すると何だか言い出しにくく感じますよね。「これくらいなら我慢すればいいかな」「わざわざ来てもらうのも…」とどこか消極的になってしまうかもしれません。
しかし、塗りムラや・塗り残しは施工ミスです。美観が損なわれるだけでなく、部分的に保護力が低下していることになるので注意しましょう。
 
 
エアコン室外機の裏側、窓枠、軒天などは、塗り残しが多い箇所です。引渡し前によく確認するようにしましょう。
工事完了後に塗り残しをきちんとチェックしてくれるような信頼できる塗装業者を選ぶことをおすすめします。地域での施工実績が豊富な業者なら、塗り残しなどでお客様とのトラブルを起こさないために、塗装完了後の入念なチェックは怠らないことがほとんどです。
また、塗装後に時間が経ってからだと言いづらく感じるかもしれませんが、後からでも早めに連絡しましょう。
 
すぐに剥がれてきた
 
塗装して1年もたたないうちに塗装の剥がれや膨れが起こってしまった。しかし、塗装業者はやり直しに応じてくれず、剥がれがどんどん広がってしまうトラブル。
すぐに剥がれるのは、洗浄や乾燥時間、下地処理などが適切に行われていない施工不良が原因となるケースが多いです。
 
 
正しい工程が行われないと剥がれや膨れが起こりやすくなります。そのため、極端に安い工事金額を提示してくるような塗装業者には注意しましょう。塗りの回数や塗料の希釈率をごまかしているかもしれません。
ただ優良業者であっても、施工不良がまったく起こらないとは言い切れません。しかし、優良業者の場合、万が一の施工不良の際にもしっかりした保証を設けているはずです。契約前に、不備があった場合にどう対応してくれるか、保証内容を確認しておきましょう。
 
また、ご不安な方はリフォーム瑕疵保険を利用することをおすすめします。
リフォーム瑕疵保険とは、万一施工不良があった際にその補修費用の80%相当が保険で賄えるというものです。
塗装業者が瑕疵保険登録事業者であれば、契約時に瑕疵保険に加入しておくことができます。(別途保険料が掛かります。)
また瑕疵保険に加入すると工事完了後に第三者チェックが行われるのでなお安心です。
それでも問題が解決できなかったとき
トラブルが起きたとしても、塗装業者とのやり取りがスムーズに進めばいいですが、そううまくはいかないケースもあります。
特に、お金の問題が絡むと厄介なものです。
 
・国民生活センター(消費生活センター)
https://www.kokusen.go.jp/map/index.html
・住まいるダイヤル
https://www.chord.or.jp/index.html
 
塗装工事におけるトラブルは本来あってはならないものです。
しかし人為的なミスや行き違いが発生することが100%ないとは言えません。そのために、よくあるトラブルの事例や回避方法、トラブルになってしまった場合の対処方法などは知っておいていただきたいのです。
 
お読みになって気づいたかと思いますが、事前に回避できるトラブルも多いです。
トラブルを起こさないためには、お客様に不安を抱かせないように塗装を行ってくれる信頼できる業者を選ぶことが一番ですが、お客様ご自身でも気になる点は何でも確認して業者任せにしないことも大切です。
 
街の外壁塗装やさんではお客様のご希望をしっかり聞き、十分にご説明することを心がけております。契約前・工事中、いつでも構いません。疑問点や不安な点があったら、お気軽に質問してくださいね。
外壁塗装のトラブル事例!対策・解決策は?まとめ
- 
訪問業者から営業を受けてもその場で契約しないようにしましょう 
- 
見積書や契約書・約款の内容はよく確認し、不明瞭な項目には注意しましょう 
- 
口頭だけで見積書や契約書がないような工事は避けましょう 
- 
色は面積や光で見え方が違います。色選びの際は考慮に入れましょう 
- 
追加料金が出る可能性があるか、事前に確認しましょう 
- 
車や庭木への養生などもしてくれるか確認しましょう 
- 
工事前のご近所へのご挨拶が大切です。街の外壁塗装やさんではスタッフがご挨拶に伺います 
- 
引渡し前は塗りムラや塗り残しがないかご自身でも確認しましょう 
- 
ご不安な方はリフォーム瑕疵保険への加入もおすすめします 
- 
大切なお住まいのリフォーム、不安や疑問は遠慮せず聞いてください 
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